想い

ゾウとネズミと人間そして犬 それぞれの命の時間の流れ

うちのあかり

初めまして、 うちのあかりです。 ゴルとの出逢いで私の人生はとびきりハッピーなものになりました! 初代ゴルは捨て犬の女の子のまーちゃん、 二代目は飼育放棄された男の子のあっちゃん、 現在はペットショップの売れ残りゴルの三代目ゴルのもちと楽しく暮らしています!

こんにちは

うちのあかりです

 

今日もブログを覗きに

来てくださって

ありがとうございます

 

心から感謝いたします

 

今日は私の好きな絵本のお話と

犬の寿命についてのお話です

 

最後まで

ゆる〜くお付き合い

いただけると

嬉しいです

 

本川教授の絵本より

東京工業大学

生命理工学部基礎生物教授

本川達雄氏の

「絵とき ゾウの時間とネズミの時間」

(93年、福音館書店)

というお話をご存知ですか?

 

このお話は

様々な動物の時間について

お話されています

 

例えば

心臓が1回ドキンと打つ時間を

心周期と呼びますが

ヒトの場合はおよそ1秒です

 

ところが、ハツカネズミなどは

ものすごく速くて

1分間に600回から700回で

1回のドキンに0.1秒しかかかりません

 

ちなみに普通のネズミは0.2秒

ネコで0.3秒

ウマで2秒

 

そしてゾウだと3秒かかると

言われています

 

つまり

大きな動物ほど周期が長いと

言うことです

 

そして

この時間と体重の関係を

調べてみると

どれも体重が重くなるにつれ

それに比例して

時間が長くなっていることが

分かっているそうです

 

分かりやすく言うと

体のサイズの大きい動物ほど

心周期も呼吸も筋肉の動きも

ゆっくりになっていくということです

 

さらに

哺乳類の場合

いろんな動物の寿命を

心周期で割ってみると

15億という数字が出ます

 

つまり

哺乳類の心臓は一生の間に

15億回打つという計算になるのです

 

ハツカネズミの寿命は2〜3年ですし

インドゾウは70年近くは生きます

 

ゾウはネズミよりずっと長生きなのですが

心拍数を時間の単位として考えるなら

ゾウもネズミもまったく同じ長さだけ

生きて死ぬことになるわけです

 

ですから

一生を生きたという感覚は

ゾウもネズミも同じと言うことです

 

人間の寿命

この一生のうちに

心拍数が15億回から

計算すると

人間の寿命は

なんと26.3年になります

 

縄文人の寿命は31年だった

という推測値がありますし

本来の人間の寿命は

そのくらいなのかもしれないと

言われています

 

そして

明治大正時代の

戦前までは「人生50年」

とも言われていましたし

昭和時代の定年は55歳で

サザエさんの波平さんは

すごくお年寄りに見えますが

定年間近の54歳設定なんです

 

令和時代の

今は

100年生かされる時代です

 

戦後の数十年間で

医療技術の発達や

食糧事情が良くなったことなど

様々なことが要因して

急速に伸びたとも言えます

 

犬は逆

ですが

犬はこの絵本の話とは逆で

体が大きいほど

寿命が短くなってしまいます

 

これは

なぜなのかが知りたくなり

探してみると

 

アニコムさんのサイトで

その答えが出ていたので

リンクを貼らせていただきましたダウン

 

 

抜粋すると

犬のサイズを決めるIGF-1遺伝子が

寿命にも関係しているらしく

大型犬の方が

よりたくさんこの遺伝子が働くために

身体のサイズが大きくなるのです

 

一方で

IGF-1がたくさん働くと

短命傾向になるとも言われていて

人においても

IGF-1の量とがんのリスクに

相関関係があることがわかっています

 

こうした点が

犬のサイズと寿命の逆転現象に

影響している可能性があるようです

 

だそうです

 

私は小さい頃から

「どうして犬は早く歳をとるんだろう」

「一緒に歳を取れたらいいのに」

と思ってきました

 

ですが

最近この考えが変わってきました

 

もちろん

長生きをしてもらって

ずっと一緒にいたいのですが

 

人間と同じ時間の流れで生きて

人間と同じ歳のとり方をして

 

もしも

先に自分が死んでしまったら

 

どんなに悲しむだろう

どんなに寂しがるだろう

 

と思ったからです

 

犬は愛する人と一緒に

一生そばにいて暮らして

 

その愛する人に見守られて

一生を終えることが

幸せな犬生のおくり方なんじゃないかと

思うようになりました

 

多分

これは

私が歳をとってきたからだと思います

 

あっちゃんの時も

この子が最後と思ってました

 

でも縁があって

また大型犬の

もちと暮らすようになりました

 

私自身の年齢を考えて

本当にこの子が最後だと思います

 

ずっと一緒にいたいけど

ずっと一緒にいられないから

 

だからこそ

一緒にいる時間を

丁寧に大切に生きていたいなと

思っています

 

 

今回も最後まで

お付き合いいただき

ありがとうございます

 

今日も一日

楽しく幸せに

過ごせますよう

お祈りしています