こんにちは
うちのあかりです
今日もブログを覗きに
来てくださって
ありがとうございます
心から感謝いたします
今日は
初代ゴルまーちゃんの
紹介をさせてください
「まーちゃん」
一代目ゴールデンレトリーバー (長女)
1999・10・?〜2007・3・2

捨て犬
まーちゃんは寒い真冬の夜に
知人の会社の前に捨てられていました
その知人の所には
まーちゃんが捨てられる1週間ほど前に
サモエド風の子が捨てられていて
その子を家族に迎えたばかりでした
知人の娘さんは
まーちゃんを見て「この子も飼いたい」
と言っていたそうですが
娘さんはまだ小学校低学年だったので
「大型犬の2頭の世話は大変だろうし
この子が欲しいと言う人が他にいるかも知れない」
という事でうちに連絡をしてくれました
その頃私は
ペットショップとか保護犬とかは関係なく
「絶対、ゴールデンレトリーバーにする!」
と決めていたので
一応犬種を確認したのですが
知人は「よく分からないけどゴールデンだと思うよ…。」
という返事が返って来ました
私は直感で「この子だ!」と感じ
飼う事を即決しました
こうして
まーちゃんは我が家の家族になってくれました
賢く器用
まーちゃんは賢くて器用な子で
教えた事は何でもすぐに覚えてくれました
教えていない事も応用してやってしまう子でした
(窓やドアを開ける、ケージから抜け出すなどなど…)
まーちゃんは
いつも娘に寄り添い
慰め、時には叱ったり(?)と
とても良いお姉ちゃんでした
異変
まーちゃんが7歳になって間もない時
前足を痛がるようになり
掛かりつけの病院で診察をしてもらいました
症状から「骨肉腫」かもしれないという事で
組織の検査をする事になりました
骨肉腫だった場合
前足を切断しなければいけないと言われ
私はとても暗く辛い気持ちになりましたが
それで命が助かるのなら手術をしようと思っていました
でも検査結果は違っていました
まーちゃんは
「組織球性肉腫」
という癌に侵されていました
院長先生から
「この癌はとても進行と転移が早く
手術も含め効果的な治療法がないものです
ですから痛みを抑えるなどの対処治療をして
出来るだけ辛くないようにしてあげる事しかできません
余命1ヶ月、長くても3ヶ月でしょう」
と言われました
私は目の前が真っ暗になり
涙が溢れて止まりませんでした
でも
そんな時でもまーちゃんは
「ママ泣かないの!」
と言わんばかりに
診察台から私をめがけて飛び降り
私がかろうじて受け止めると
ズルズルと床に降りて
満面の笑みで見上げて来ました
(まーちゃんの名誉の為に言っておきますが
普段病院では先生の言う事を聞いて
大人しく診察台の上にいて
勝手に降りる事はありませんでした)
闘病生活が始まり
殆ど寝たきりになってしまっても
それまでと変わりなく
いつもまーちゃんは私と娘に
「愛と勇気」を与えてくれました
お空へ
そして
まーちゃんは癌と診断された日から
約半年後の2007年3月2日にお空に旅立ちました
その時私は出掛けていたのですが
娘から連絡があり車を飛ばして家に帰ると
まーちゃんは娘の膝の上に顔をのせて
寝ている様に見えました
後に娘から最期の様子を聞いたのですが
まーちゃんが顔を動かそうとしていたので
そばに行くとぱっちり目を開けて娘を見つめた後
膝に顔をのせてきたそうです
そして安心したように
息をふぅっとはいて
そのまま穏やかに息を引き取ったそうです
私はその場にいなかった事をとても後悔しました
いくら仕方なかったとは言え
出掛けた自分を責めました
悲しくて淋しくて辛くて苦しい日々が
何日も続きました
メッセージ
暫くしたある日
あの時側にいたら私はきっとパニックになって
とにかく急いで病院に連れて行こうとしただろうし
そうすると事故を起こしてしまったかもしれないという思いが
何の前触れもなく浮かんできました
その時
「あぁ、まーちゃんがそう言ってくれてるんだなぁ」
と思えて心がすぅっと少し軽くなりました
今でも会いたいですし
淋しいと思うこともありますが
「きっといつも側にいてくれているんだろうなぁ」
と思えるようになりました
いつも
いつまでもずっと
まーちゃんはうちの一番かわいい長女です
今回も最後まで
お付き合いいただき
ありがとうございます
今日も一日
楽しく幸せに
過ごせますよう
お祈りしています