あっちゃん

二代目 あっちゃん

うちのあかり

初めまして、 うちのあかりです。 ゴルとの出逢いで私の人生はとびきりハッピーなものになりました! 初代ゴルは捨て犬の女の子のまーちゃん、 二代目は飼育放棄された男の子のあっちゃん、 現在はペットショップの売れ残りゴルの三代目ゴルのもちと楽しく暮らしています!

こんにちは

うちのあかりです

 

今日もブログを覗きに

来てくださって

ありがとうございます

 

心から感謝いたします

 

 

今回は二代目ゴルの

あっちゃんの自己紹介を

させてください

「あっちゃん」

二代目ゴールデンレトリーバー(長男)

2009・2・6〜2016・4・3

 

飼育放棄

あっちゃんは

知人がペットショップで見つけてきた子で

その知人に頼まれ子犬の頃から我が家にいたのですが

結局知人は飼育放棄し引越してしまったので

晴れて我が家の正式な長男として

家族に迎える事になった子です

 

 

あっちゃんは

とにかく呑気で

甘えっ子でした

 

何か少しでも困った事やうまくいかない事

面倒な事がある時

また淋しい時

つまらない時に

すぐ「ちー」「ぴー」と鳴いて私や娘を呼びました

 

たとえば

おもちゃで遊んでいて振り回しているうちに

ソファーの下に入ってしまった時に

少し手(前足)を伸ばせば取れるの

、私の顔を見て「ちー」と鳴いて取ってもらおうとするとか

娘が2階で寝ていてなかなか降りてこない時に

「ちー」「ぴー」と鳴いて呼んだりとか

 

男の子の方が甘えっ子だと聞いた事はありましたが

こんなに違うんだと少し驚きました

 

もちろん個性や性格もあるでしょうけど

まーちゃんと違う所を発見するのは

とても楽しかったです

 

人も犬も嫌い

あっちゃんは

一般的に思われている

ゴールデンレトリーバーの性質とは

少し違っていました

 

見た目は完璧にスタンダードの

ゴールデンレトリーバーでしたが

「子供嫌い(怖い)」

「他人嫌い(怖い)」

「他の犬嫌い(怖い)」

「寒いのも暑いのも嫌い」の性格で

他人で好きだったのは

掛かりつけの病院のN先生と

近所のゴールデン友達のご夫婦だけでした

 

犬友達は誰もいませんでしたし

他の犬を娘が撫でたりすると

「ワンワン」吠えて抗議していました

 

散歩もあまり好きではなく

「散歩行こう」と言っても

「面倒くさいなぁ」と言う感じで

出かけてもすぐに帰りたがり

ショートカットして家に向かうくらいでした

 

しかも寒いのが大の苦手だったので

玄関のドアを開けて

一面雪で真っ白だったりすると

その場で引き返そうとした事もありました

 

大好きなもの

そんな

あっちゃんが大好きだったのは

「海」でした

 

海に行く準備をしていると

もう嬉しくて嬉しくて

居ても立っても居られない様子でした

 

車に乗っても楽しみすぎて

ずっと後部座席でもぞもぞ動いていました

 

とにかく泳いだり潜ったりするのが楽しいらしく

散歩の時とは大違いで

帰りたがらない程でした

 

 

海以外に好きだったのは「石」です

 

気に入った石を見つけると

お持ち帰りするのですが

ずっと咥えているのは流石に疲れるらしく

ポトンと地面に落として

じーっと見つめているので

結局娘か私が持って帰ってきていました

 

今でも庭にコレクションが置いてあります

 

毎日

何かしら面白い事をやってくれたので

本当に楽しかったです

 

このまま

呑気でかわいい

おじいちゃんになってくれたらいいなぁと

いつも思っていました

 

約束

私とあっちゃんの間には約束がありました

 

それは

「長生きする事」

「お母さんがいる時にお空に逝く事」

です

 

 

あっちゃんは

約束を一つ破り一つ守ってくれました

 

7歳になったばかりの

2016年4月3日にお空に旅立ってしまいました

 

 

その日

私は仕事が休みでした

 

あっちゃんは

いつもの朝と同じく

お散歩をして

帰ってきて足を洗い

ご飯を喜んで食べて

私の後をついてきていました

 

でも

突然バタンと倒れてしまい

おしっこを漏らしても

起き上がることができなくなったのです

 

早朝でしたが

私は掛かりつけの病院の

院長先生の自宅に電話をして

あっちゃんの症状を伝えました

 

すぐに連れてきてとおっしゃってくれたので

娘と一緒にあっちゃんを抱えて車に乗せ

急いで病院に行きました

 

酸素マスクをされた

あっちゃんの意識が

途切れがちで朦朧としているのが

私にも分かりました

 

エコーなどの診察の後

院長先生から

「心臓の血管に悪性腫瘍(癌)が出来ていて

それが破裂して

心臓を覆っている膜の中が血液で一杯になって

心臓を圧迫し動かせなくなっている

今、血液を抜いても

すぐに出血して一杯になってしまうし

痛くて辛い思いをさせるだけなので

処置はしない方がいい

この癌はたとえ事前に見つかっていても

手術などの治療が出来ない箇所で

しかもとても進行が早いので

いずれにしても助ける事はできない」

と説明を受けました

 

私は

ただただ

あっちゃんの頭を撫でて

名前を何度も何度も

呼ぶ事しかできませんでした

 

そして最期に

「あっちゃん、ありがとう」

と愛を込めて

声を振り絞って

あっちゃんに伝えました

 

倒れてから約1時間ほどでした

 

あっちゃんは

長生きの約束は守れなかったけど

私がいる時にお空に逝く

という約束は守ってくれました

 

日々

いつも

いつまでもずっと

あっちゃんは

うちの1番かわいい長男です

 

 

今でも毎日

あっちゃんのことを思います

 

あっちゃんがいなくなってしまった後

暫くの間

毎日

本当に

悲しくて

淋しくて

苦しくて

辛かったです

 

長生きさせてあげられなかった自分を責めました

 

自分は犬と暮らす資格がないとも思いました

 

暫くの間

私の周りから色は無くなり

ただ時間が過ぎていくだけの毎日を過ごしました

 

 

今回も最後まで

お付き合いいただき

ありがとうございます

 

今日も一日

楽しく幸せに

過ごせますよう

お祈りしています